2020年06月20日

TOMIX 455(475)系急行電車 転がり抵抗改善

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TOMIXの455系は9月にリニューアル再生産が決まりましたね。自分は末期の東北や北陸の普通、快速として運用されていた時に乗るのがやっとでしたが、ゆったりした独特の空間がとても良かったです。そこで、全盛期の姿も楽しもうとTOMIXのHGで製品化された最初のロットを購入したところ、どうも走りが重く10両にすると1Mでは走らない・・・。いまさら動力ユニットを買って2M化するのも何かイヤなので調べてみると、初期ロットの台車についている集電パーツの設計がまずく走行抵抗がとても大きいようです。ネット情報によれば、台車を分解して集電金具の軸受けを削るとよいらしいので試してみました。

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 まずは台車を車体から外します。次に車輪を外しますが、台車に力をかけて広げるので折らないよう注意が必要です。スプリングも無くさないように別の容器に入れておきましょう。

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 写真下に写っている金具の軸受けをピンバイスで削って広げてみます。左が作業前、右が作業後です。これを何両もやるのは地味にかったるい作業でした・・・。削るのは思い切ってやった方が抵抗が減ります。

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 一通りできたら試走してみます。お、1M9Tでも何とか走る、走るけどやっぱり重そう。減車して試すと1M7Tくらいまでが限度のようで、それ以上ならやっぱり2Mにしないとスムーズに走らないようです。

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 結局、10両INのウレタンを買うついでに新集電の台車も購入して全車履き替えにしました。9両分ともなるとけっこういい値段でした。自分は中古でもきれいなら気にせず買うのですが、こういったリスクもあるので下調べも重要ですね。
posted by nobi at 22:10| Comment(0) | 模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月12日

KATO ミルウォーキーロード オリンピアン・ハイアワッサ

 幼少期から鉄道模型も好きだったのですが、昨年から急にアメリカの車両に興味が湧いてきてしまい、KATOのアムトラックの平屋タイプから集め始めました。そこで目に入ったのがオリンピアン・ハイアワッサで、すでに潰れている運行元のミルウォーキーロード共々調べてみるとこれまた面白い!そこで安く購入できる機会をとらえて購入してしまいました。

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 列車は9両フル編成セットで機関車はついていません。なぜか線路も付属しています。同じKATOのアムフリートやビューライナーにはない謎の特徴です(笑)。

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 車両の紹介もしてみます。左は荷物&乗務員用車、この列車はシアトル・タコマからシカゴまで2泊3日かけて走る大陸横断列車なので乗務員の生活区画も必要なんでしょうね。右は48席の座席車。4列で48席、客室が20mくらいとすればシートピッチ1m以上で列車中では最低クラスながら相当ゆったりな感じ。

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 左は食堂車。当時のメニューを見てみると肉、魚、野菜料理がバランスよくあって7食フルに食べても大丈夫そう。右の展望ドーム車は2階建てで1階は軽食等の売店だったとのこと。この車両は動態保存されているみたいで検索すると走行シーンもたくさん出てきます。車重が相当あったようでこれだけは3軸台車を装備。

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 ここから寝台車。左はプルマン型の開放式、右は1〜数人の個室寝台車。どうせ乗るならやっぱり個室寝台でしょうか。開放式の方も14セクションとあるので片側7つで十分のゆったりスペースを確保。ちなみに現在のアムトラックの寝台は全て個室になっています。

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 そして最後を飾るのが最大の特徴の展望&個室寝台車。この何にも似ていないデザインはすごいですね。この展望車は昼行用の座席車タイプもあって、そちらがドーム車と共に動態保存中のようです。一度乗ってみたいものです。

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 当時の機関車はまだ持っていないので現行機のP42で試運転。標準軌の車両、実質新幹線サイズなので10両用レイアウトギリギリです。最後尾の展望室にライトがつくのがいい感じ。走行抵抗が少なく単機でも安定して走らせることができました。

 この列車は他の大陸横断列車より早い1961年には運行を終了してしまいました。ミルウォーキーロード自体も経営がうまくいかなくなり、その路線のうち西側の大半が他社の引継ぎもなく1980年代には完全に廃止されています。グーグルアースを見るとかなりの区間で廃線跡が残っているようなので、いつか1週間くらいかけて大陸横断しながら探索してみたいものです。
 この他にもミルウォーキーロードは各地に路線を伸ばしており、西海岸方面はアメリカでは珍しい電化区間を持っていたり、戦前は160キロ以上を出す高速蒸気機関車を保有していたりと調べてみたらネタの尽きない鉄道です。


ラベル:アメリカ型
posted by nobi at 23:54| Comment(0) | 模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする