2019年01月09日

越後交通長岡線 寺泊駅(JR)構内の様子と寺泊海水浴駅跡

 しばらく前に機会があったので、JR寺泊駅裏の越後交通長岡線のホーム跡と寺泊海水浴駅跡にあるというポイントのレバーを見てきました。寺泊駅(当時は大河津駅)構内は木々や草に覆われていたのですが、きれいに刈り払われていました。

DSC_0311s.JPG DSC_0312s.JPG

 レールが普通に残っている・・・。待合室や跨線橋がないものの、ホームは原形をとどめています。40年以上昔に廃線になっているはずですが、これだけ見ると最近まで走っていたような感じです。

DSC_0313s.JPG DSC_0314s.JPG

 枕木、ポイントもあります。駅施設は建物以外ほぼそのままになっていたんですね。長岡線の廃線跡はかなり撤去が進んできているのでこれはかなり驚きでした。きれいに刈り払ったということは、今後利用する計画でもあるのでしょうか。

DSC_0315s.JPG

 信号機です。色灯式3灯で意外と近代的?10年位前はまだ立っていたようです。そういえば閉塞方式はなんだったのでしょうか。

DSC_0317s.JPG DSC_0318s.JPG
DSC_0319s.JPG

 JR寺泊駅から大河津分水駅にかけてはまだレールが残っている所がありました。これを見た後一気に日本海へ向かい、寺泊海水浴駅跡にあるというポイントのレバーを探しに行きました。寺泊海水浴駅は現在、老人憩いの家夕映荘になっているそうです。

DSC_0349.JPG DSC_0350.JPG

 ここは寺泊から出雲崎に向かう国道です。国道から夕映荘へ上がる道の手前に階段があり、ここを登ると小さな空き地でます。そこにポイントのレバーがぽつんと残っています。

DSC_0351.JPG

 近くで見るとかなり腐食していてあまり長くなさそうな感じでした。この区間は昭和36年の水害で不通になって以降列車は通っていません。かれこれ50年以上ここにあることになりますが、開通年を考えるとすでに使われていた期間より長くなってますね。

DSC_0353.JPG

 寺泊海水浴駅から旧寺泊駅に向かう線路跡は多くが住宅地になっていますが、途中のコンクリート橋はいまだ健在です。

 今回の探索はかなりの遺構を見ることができて大満足した。
posted by nobi at 22:10| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: