レールが普通に残っている・・・。待合室や跨線橋がないものの、ホームは原形をとどめています。40年以上昔に廃線になっているはずですが、これだけ見ると最近まで走っていたような感じです。
枕木、ポイントもあります。駅施設は建物以外ほぼそのままになっていたんですね。長岡線の廃線跡はかなり撤去が進んできているのでこれはかなり驚きでした。きれいに刈り払ったということは、今後利用する計画でもあるのでしょうか。
信号機です。色灯式3灯で意外と近代的?10年位前はまだ立っていたようです。そういえば閉塞方式はなんだったのでしょうか。
JR寺泊駅から大河津分水駅にかけてはまだレールが残っている所がありました。これを見た後一気に日本海へ向かい、寺泊海水浴駅跡にあるというポイントのレバーを探しに行きました。寺泊海水浴駅は現在、老人憩いの家夕映荘になっているそうです。
ここは寺泊から出雲崎に向かう国道です。国道から夕映荘へ上がる道の手前に階段があり、ここを登ると小さな空き地でます。そこにポイントのレバーがぽつんと残っています。
近くで見るとかなり腐食していてあまり長くなさそうな感じでした。この区間は昭和36年の水害で不通になって以降列車は通っていません。かれこれ50年以上ここにあることになりますが、開通年を考えるとすでに使われていた期間より長くなってますね。
寺泊海水浴駅から旧寺泊駅に向かう線路跡は多くが住宅地になっていますが、途中のコンクリート橋はいまだ健在です。
今回の探索はかなりの遺構を見ることができて大満足した。