小出駅まで上越線で移動します。今年も小雪ながら3月に入って週一くらいで降雪があります。只見線は全線再開通後、18きっぷシーズンや土日は座席が埋まる程度の混雑が続いているようです。今回も上越線から乗り換えたキハ110の2両はほぼ満席になりました。
1時間ちょっとで峠を越えて只見に到着です。途中で地元の方が数人降りた程度で、只見でも下車する人は私以外数人でした。ほとんどの人は乗り通して会津若松まで抜けるようです。みなさんホームに降りて撮影していました。
送迎をお願いしていたので只見駅前から宿泊予定の湯ら里までハイエースで移動しました。所要は20分くらいです。今時のハイエースって意外と乗り心地固いんですね。到着後は部屋に荷物を置いて日帰り施設のむら湯に行ってきました。本館の温泉はろ過された透明なお湯ですが、むら湯はかけ流しの赤いお湯になっています。宿泊の場合はフロントで無料チケットをもらえます。
夕食です。只見の食材や料理も多く入っていて完食するとかなり満腹です。
ドリンクも地酒の他、地焼酎ねっかも扱っていて飲み比べるととてもいい感じです。この後は部屋で一休みした後内湯に入って寝ました。かなり降雪が強くなっていました。
こちらは朝食です。バイキング形式で和洋どちらでも楽しめます。ドリンクはトマトジュースや麹ドリンクのレベルが高くお勧めです。この日は一晩でだいぶ積もっていましたね。
湯ら里は温泉ホテルですが1人でも普通に泊まれます。今回は12,000円くらいだったのでコスパは相当良いと思われます。このプランだと部屋は地平の眺め0(元々運転手用だそうです)のビジホ部屋になりますが、内容を考えれば十二分でしょう。私以外に1人で泊まっている人もよく見かけます。2人以上なら和室洋室ともあって13,000円くらいになります。
再び送迎車で只見駅まで送ってもらいました。それなりに降雪があったのでモーターカーも活躍したのでしょうか。列車は早朝会津若松を出た朱色キハ110の単行です。
乗り込んでみると早朝出発にも関わらずほぼ満席です。只見線の人気はすごいですね。ただ、只見駅は棒線化されて駅員は昼時の数時間のみ滞在に合理化されていてこれ以上の投資は厳しそうな感じです。できれば混雑時は増結して欲しいものですが・・・。満席のまま無事小出駅に到着、反対側には昼の会津若松行となるキハE120、110のコンビが止まっていました。
なんだかんだで只見はいいですね〜。注意点としては、上越線も含めて近年は異常気象時に運休しやすくなっており、代行バス等の処置もされないことから冬季や台風接近時などは日程に余裕を持っておく必要があると思います。また、只見からは会津田島に抜けるバス、自然首都・只見号も運行されているのでこちらの活用も考えられますね。この道は全線2車線で除雪もされているのでそう簡単に通行止めにはならないかなと。
ラベル:只見