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朝7時の京成日暮里駅です。この時間に来られれば公共交通機関による東国三社巡りが可能です。

奮発して7:05発スカイライナーを利用してみました。朝から盛況でした。快適ですが窓が汚れ気味なのが残念でしたね。なお、この後の京成本線経由の特急で成田駅に移動しても間に合います。
高砂を過ぎて北総線に入ると一気に加速して空港第2ビル駅まであっという間に到着!7:43着で8:02発のJRに乗り換えて成田駅に移動します。
成田駅には8:14着。8:41発の成田線銚子行きに佐原駅まで乗車します。ちょっとくたびれ気味の209系で佐原には9:11着。佐原駅からは9:20発、土日祝運行の香取市コミュニティバスで香取神宮まで行くことができます。香取神宮には9:33着。香取市コミュニティバスは現金のみでICカード等は不可でした。
無事参拝できました。さすがに立派で参拝客もたくさん、駐車場も混雑していました。時間的な余裕がないため宝物館の見学はできず。この点は公共交通機関利用の難しさですね。
帰路は旧参道を回って奥宮にも参拝。私は集めていませんが御朱印はこちらで頂けるようです。10:20発のコミュニティバスで佐原駅に戻りました。
古い町並みが残る佐原の町も次はゆっくり巡ってみたいですね。ここからは少し時間が空いて、12:17発の鹿島線鹿島神宮行で出発します。この時間で昼食を取ることができます。
成田線や鹿島線に乗車したのは本当に久しぶり、学生時代以来かもしれません。鹿島線は高架線から水郷らしい景色を楽しめます。
鹿島神宮駅に12:38着。向かいで接続を取っている水戸行の鹿島臨海鉄道は8000形の単行で立客も大勢でした。ここは最も時間がないため急いで改札を出て鹿島神宮への坂道を上ります。駅から神宮までは普通に歩くなら15分前後はみた方が良いと思われます。写真の通り境内も混雑していて拝殿は行列!残念ながらあきらめて遠くから頭だけ下げて駅に戻りました。
今回の旅のキーポイントとなった神栖市コミュニティバスです。1日3本のみで、関東鉄道バスが受託して運行しているようでした。13:10発。こちらはPASMOなどの交通系ICカードが使用できました。鹿島工業地帯の立派な道路を走り、イオンモールと鹿島セントラルホテル、息栖神社を経由して利根川を渡り小見川駅まで走ります。息栖神社には13:46着。
息栖神社も参拝の方がたくさんでした。周辺に広い駐車場も設けられています。ここは鹿島香取両神宮と比べるとこじんまりとしていますが雰囲気十分ですね。
忍潮井の井戸も見てきました。

常陸利根川です。息栖神社周辺は美しい所で訪れる価値は十分にありました。常陸川水門ができる前は霞ケ浦まで海水が流入する汽水域だったそうです。忍潮井というのも海水を押しのけて湧出する淡水という意味ですね。堪能した後は14:30発のふれあいセンター湯楽々行きコミュニティバスで鹿島セントラルホテルに向かいます。なお、14:38発の鹿島神宮駅行きバスも利用可能です。

鹿島セントラルホテルに14:50着。ここは鹿島地区の交通結節点で東京行きの高速バスが頻発しています。ここに来ればもう安心。バス内で食べるおやつなどを売店で調達してやってきたバスに乗り込みました。ホテル内はちょっとしたモールになっていてお土産も売っていました。

東関道から湾岸線を快走〜といきたかったのですが、残念ながら東関道内での工事と湾岸線内での事故渋滞の影響で定刻より20分遅れで東京駅に戻ってきました。確かに公共交通機関縛りでの東国三社巡りは可能なものの、現地での時間が各40〜60分しか取れない事からホントに参拝だけですね。それでも充実した旅ができたと思いました。