2022年09月19日

留萌本線と函館本線山線の乗り納め1

 いよいよ留萌本線は2023年3月末で留萌〜石狩沼田間の廃止が決まりました。函館本線も新幹線開業と合わせて山線区間の廃止が決まっています。両線とも学生時代に乗ったきりだったので、今夏思い切って乗り納めに行ってきました。往路は飛行機、帰路は新幹線としました。当初は行きも鉄道で、ひたすら日本海を北上するコースも考えていたのですが、さすがに時間が取れず飛行機としました。今回は直前に広範囲で豪雨があり、奥羽本線が不通になっていたので結果的に正解でしたね。

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 新潟空港です。地方空港らしいのんびりムードですね。着いてしばらくすると千歳行は前夜の豪雨でパイロットのやりくりがつかず遅れると案内が・・・。結局2時間近く出発が遅れました。

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 千歳に到着後は留萌に向かうためとりあえず札幌市内に移動します。留萌へは鉄道による単純往復でなく、片道はバスを利用して変化をつけてみることにしました。今回は未乗の札幌地下鉄東西線にも全線乗りたかったのですが、残念ながら新札幌から大通までの半分となりました。

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 留萌までは沿岸バスの国道231号線経由、特急ましけ号に乗るため札幌駅前バスターミナルに行きます。バスホームの沿岸バスの窓口で乗車券を購入してしばし待機。このルートはかつて北海道中央バスの日本海るもい号も走っており、両者合わせて毎日2本がありました。しかし、日本海るもい号が廃止となり、現在は特急ましけ号が月水金に走るだけになってしまいました。今回の日程のキモになったのは実はここです。

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 定刻通り出発です。札幌駅前バスターミナル発車時点で10人ほどのお客さんがいました。

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 石狩市まではひたすら市街地を走り、ついに日本海沿岸に出ます。札幌駅以外から乗車する人はいませんでした。海岸に出るとさっそくこれぞ北海道といった景色を眺めることができます。好天に恵まれて最高でしたね。

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 石狩から厚田、濃昼(ごきびる)、浜益、幌と快調に進んでいきます。少しずつお客さんが降りていき、さらに空いていきます。客層はケガ等で車の運転ができない人が多いようでした。国道は改修が進んでいて時々長大トンネルで一気に抜けていきます。過去2回、日本海るもい号で留萌から札幌方面に乗ったことがあるのですが、その時よりトンネルが増えた感じです。

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 かつての陸の孤島、雄冬を過ぎ、公園となって整備された増毛駅を経由して留萌十字街に到着しました。札幌から2時間強の旅ですがあっという間でした。増毛から留萌までは先に廃線となった留萌本線の駅舎などがまだ残っているのが見えました。

 この後ホテルに荷物を置いて夕飯に出ました。せっかくなので海鮮にしようと某有名店に入ってみたものの、高い割に大したものがなくこれなら新潟の気の利いた店や佐渡の方がいいかなあという感じでガッカリ。まあ、夏で魚が無い時期だからかもしれませんが・・・。

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 イマイチな気分で店を出て、留萌駅に行ってみました。町はひっそりしていて時折車が通るだけ。歩く人はほとんどいません・・・。留萌駅も誰もおらず、最終列車のキハ54のエンジン音が響いているだけです。

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 立ち食いそばも食べたかったのですが残念ながら時間が合わず。入場券を買ってホームに出てみました。2番線はすでに使用停止なんですね。かなり老朽化も進んでいて切り取るとホラーゲームに出てきそうな感じになります。

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 ひとしきり探訪した後はホテルに戻り、セコマで買った国稀とガラナサワーで飲み直しです。翌日は始発に乗って2〜3駅に途中下車してみることにしました。












ラベル:北海道
posted by nobi at 23:36| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする